こんにちは。
浜松の結婚相談所With(ウィズ)代表の鈴木です。
突然ですが、あなたは恋人や夫婦、結婚相手と良い関係を築けていますか?
ここで築けている!
という方はこの記事を読む必要がないのかもしれません。
・あまり良い関係ではない、だけどなんとか修復したい。
・独り身だけど今後の異性との付き合いに役立てたい。
そんな方に読んでいただきたい内容になっています。
今回は恋人や夫婦、結婚相手が円満に生活を送れるコツのひとつめ!
「相手に勝とうと思わないこと」
についてお話しします。
ご自身の状況と比較しながらご覧ください!
恋人、夫婦が円満に生活を送れるコツ「相手に勝とうと思わないこと」
相手に勝とうとしていませんか?
恋人や夫婦間で考え方、やり方が合わないことは必ずあります。
それが原因でケンカになることもあると思います。
ご自身の経験で思い返してください。
ささいな事でケンカになったことありませんか?
ケンカになった時にそもそもの問題を差し置いて、相手を打ち負かそうとしていませんか?
自分が都合が悪くなった時に、話題をすり替えて、これは自分が正しい。と言ったりしませんか?
こうなった場合、本末転倒です。
ケンカが終わっても本来の問題は解決していません。
そんなケンカをした方は、実は「相手に勝つこと」が目的になってしまっているのです。
事例を出してみます。
一緒に住んでいる恋人同士。
男性は毎朝、洗濯を干してくれます。
女性は、そんな男性を見て・・・
やってくれるのは助かるけど、服のシワを伸ばさず干しているところが気になって仕方ありませんでした。
そのことは何度か男性に言ったことはあります。その度に男性は
「わかったー」とは言ってくれるものの直る気配がありません。
そんな事が続いたある日、
女性は、
「もう洗濯は私がやるからやらなくていいよー。」
と男性に言いました。
その方が男性の負担も減って、洗濯もキレイに干せるから相手にとってもそれが一番良いと考えたからです。
それを聞いた男性は、激しく怒りました。
男性は女性の負担を少しでも軽くしようと思って洗濯をしていました。
確かに洗濯を伸ばさないでやったのは悪いけど、気づいた時にはやってたし。そもそも今までやってたことは何も感謝されてなかったのか。
この後、口論になりケンカになりました。
お互い相手の事を想ってやったことなのに、想いは入れ違い、洗濯の問題から外れ、相手を言い負かそうとしてしまいます。
30分ぐらい口論して、男性が部屋を出て行ってしまいました。
その日以降、女性が洗濯をやるようになり男性は何もしなくなりました。
二人の関係はそれ以降ギクシャクした状態が続きました。
いかがでしょう?
結果として、
・本題の問題については平行線。
・関係がギクシャクした。
という最悪の結果です。
お互い相手の事を想いやってのことなのにこんなことになると辛いですよね?
お互いの想いが伝えれれば違う結果だったと思いますが、
目的が途中から
「どうやって相手を打ち負かそうか」
になった結果です。
本題の話で都合が悪くなると話を変えてでも勝とうとしたりすることありませんか?
これでは、解決できる問題も解決できないですよね?
なぜ、勝とうと思うのか?
育ってきた環境にも大きく影響しますが、
「勝つ」ことで自分の存在が正しいと思える、安心感が得られる
逆に
「負ける」と相手より下に見られたリ、負ける事自体が恐怖、認められない。
この気持ち自体は理解できるところもあります。
日本人は特に勝ち負けにこだわる人種で、負ける事に劣等感を味わうことを嫌う人種だそうです。
一時期「勝ち組負け組」という言葉も流行ったぐらいです。
ただ、この勝ち負けが、夫婦間や恋人間に必要なのでしょうか?
恋人間・夫婦間に勝ち負けは必要?
結論から言うと必要ないと思います。
学校、会社では、常に他人と比較し、比較され、本人が思わないところでも勝ち負けがあると思います。
ただ、自分の一番大切な人の前では、勝ち負けは必要ないと思います。
勝ち負けがあったとしても、唯一負けてもいい(心が許せる)相手ではないでしょうか?
勝ち負けがない人が恋人や夫婦じゃないかなと思います。
そのような関係が築ければお互いにとって居心地のいい場所であり、安らげる場所であり、何かあっても味方になってくれる。
生涯寄り添ってくれる人とそんな関係が築けることが、長続きする一つの理由かと思います。
夫婦は2人で1人なんて言いますが、その通りだと思います。もし、ケンカになってしまったら、いっそのこと負けてみましょう。
負けを認めると自然に相手も変わってきます。
相手を変えることはできませんが、自分が変わることで相手が変わることはあります。
ぜひ、ご参考にしてください。